パロアルトネットワークスは、約9,000社で導入されているパロアルトネットワークスの各クラウドセキュリティ製品をベースとしたクラウドセキュリティ製品群Prismaの世界展開を開始しています。日本市場においても、各クラウドセキュリティ製品のユーザーインターフェイスの日本語化が完了し、各パートナー企業よりPrismaの本格展開を開始します。
企業や組織のインフラやアプリケーションがクラウドへ移行する中、これまで以上にシンプルかつ安全で、必要な機能を網羅したクラウドセキュリティが求められています。クラウドのセキュリティに対するパロアルトネットワークスのアプローチは、あらゆるクラウド固有のニーズに応える、最高のセキュリティを提供することです。
Prismaは、一貫したアクセス管理やデータの保護、安全なアプリケーションの利用に必要な機能を網羅した4つの製品(Prisma Access/ Prisma Cloud / Prisma SaaS / VM-Series)で構成され、クラウド環境全体における包括的な可視性と適切な構成の維持、強力なセキュリティ体制の確保、高度な攻撃に対する恒常的な防御を提供します。
Prismaを構成する各製品の詳細は以下となります。
Prisma Access:
Google Cloud Platform(GCP™)上で構築され、世界中のどこらかでも、拠点やモバイルよりクラウドにアクセスできるようにするための各セキュリティ機能を提供します。
Prisma Cloud:
パブリックマルチクラウド導入全体にわたって、継続的な可視性、セキュリティ、コンプライアンスの監視を提供します。さらに、機械学習によりデータを相関させ、クラウド環境全体のリスクを評価します。さらに「シフトレフト」アプローチにより、開発サイクルの初期段階における攻撃面を減少させます。
Prisma SaaS:
SaaSアプリの安全な利用を促進するマルチモードのCASBサービスです。承認、非承認に関わらずSaaSアプリ全体で、統一された可視化と管理機能を提供し、管理業務効率を向上させます。
VM-Series:
次世代ファイアウォールの仮想アプライアンスであり、プライベートおよびパブリッククラウドに導入できます。
今後パロアルトネットワークスは、既にクラウドソリューションを展開するパートナー企業にPrisma Cloudの各機能を統合いただけるPrisma Cloud MSSPパートナーを拡充してまいります。パロアルトネットワークスは、Prismaによるクラウドセキュリティの強化により、日本の組織や企業のクラウド移行を推進していくことを目指しています。